米国小児科学会[American Academy of Pediatrics(AAP)]は2016年1月29日に、
母親が肥満や糖尿病だと、生まれてくる子が自閉症になるリスクを大幅に増大させると発表しました∑( ̄□ ̄;)
記事によると、生殖可能な女性のうち、最新の統計によると、3分の1以上が肥満であり、その中で10人に1人は糖尿病とされています。
肥満、糖尿病とそれぞれの条件で生まれた子どもは、自閉症リスクを増大させている一方で、
2016年2月の研究発表(オンラインでの公開は2016年1月29日)では、肥満と糖尿病が複合させると、さらに自閉症リスクを増大させるとのことです。
1998年~2014年にボストン医療センターに登録された母子2734組を対象に調査した結果、妊娠前に肥満であった母親の子どもは、
正常又は低出生体重児に比べて、自閉症リスクが2倍高かったとのことです。
また、妊娠前や妊娠中に糖尿病を発症した母親の子どもについても、同様に自閉症リスクが2倍高かったとされています。
しかし、肥満と糖尿病を併せ持つ母親の子どもにちては、自閉症リスクがほぼ4倍高く、知的障害リスクも顕著に高いことが明らかになったそうです。
妊娠時に肥満や糖尿病を併せ持つという出産が、肥満や糖尿病それぞれのみを抱えている出産に比べて、胎児の脳の発達へ、
より大きな影響を与えると述べました。
自閉症のリスクが2倍というだけでなく、知的障害のリスクもあがるというのは、なかなか興味深い発表です。
例えば、肥満や糖尿病の方は血液がドロドロだと聞いたことがありますので、胎児への酸素や栄養が満足に送られにくい状態になるとか、
是非、統計データだけでなく、医学的根拠も発表して欲しいものです。
そもそも、肥満で得をする人は一部の芸能人などいますが、糖尿病で得をする人なんていないと思います(;´_ゝ`)
いろんなリスクを少しでも回避するためにも、出産を控えた女性にはダイエットしていただいた方がよさそうですね。。。
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