鉄棒や跳び箱、入学前にある程度できるようになってほしいのが、正直な親の気持ちだと思います。
しかし、通わせている保育園・幼稚園によっては、そもそもこれらの運動が重視されず、小学校にいってから苦労するパターンがあります。
ちょっとした工夫で子どもの可能性は伸びますので、参考にしてくださいm(_ _)m
なぜ就学前がいいのか?
その答えは簡単です(*゜ー゜)
筋力と体重のバランス的に、できやすい時期だからです!
小学校に上がる頃には、子どもの身長と体重はどんどん増えていきます。
当然、体重増加に伴う筋力が伴っていなければ、鉄棒や跳び箱をやろうにも、おしりすら上がらなくなりますヽ(゜ー゜;)ノ
そうすると、単純に「運動が苦手」という思い込みから、これらの運動を遠ざけるようになってしまいます。
やる気スイッチってなんだろう!?
子どもの運動というのは、突然に「鉄棒したい!跳び箱したい」と考えるわけではありません。
子どもの運動面の発達というのは、基本、遊びの延長であるべきなのです。
なので、突然目の前に鉄棒があっても、「あぁ回りたいなぁ~」なんて絶対になりません!
そこで、「やる気スイッチ」の出番です笑
鉄棒を例にとると、
・例えば、お父さんお母さんが子どもの前でくるっと回ってみせ、得意げな表情を浮かべている
・例えば、鉄棒の内村選手が映っている番組をみて、お父さんお母さんが一緒になって喜んでいる
・例えば、いつも遊んでいる○○ちゃんが、格好良く鉄棒でくるっと回った
など、刺激を与えることが重要です(´ー`)
こういったきっかけなしに、子どもの好奇心に火がつくことはありえませんので、きっかけ作りは大人がしてあげるものだと、自分は考えます。
両親が運動苦手な場合(つд・)
先に述べたように、子どもにとって憧れの人が、憧れの行動をすると、ものすごく刺激になります。
そういった意味で、両親のどちらかが子どもの前でくるっと回れるのはベストだと言えると思います。
ですが。。。。 逆上がりできるお母さんって、十人に一人くらいですよね(-_-;)
「えっ!?自分は絶対に逆上がりできるわよ!」というお母さん、公園の鉄棒でやってみてください。
きっと、「若い頃はできたのよ(;´_ゝ`)」という言い訳に変わります・・・_| ̄|○
子どものやる気スイッチを押すのは、何も高度なことをやらなければいけない必要はありません!!
鉄棒なら「前周り下り」「ぶら下がって、ぴょんと下りる」などでいいんです!
なぜならば、まずは鉄棒そのものに興味をもってもらうことを目的としているからです。
お母さんやお父さんが、恥ずかしいから、できそうもないからなどの理由で、わが子の前で演技をしなければ、まったくもって好奇心をくすぐることはできないわけです(´ー`)
鉄棒は逆さまの感覚、跳び箱は馬とびが基本
子どものやる気スイッチが押された後は、本人の頑張りをとにかく応援するというのが、最も正しいやり方だと自分は思います。
「こうやったら」「ああやったら」などの小手先の技術は必要ありません。
「自分でこうやったらできた」というプロセスさえ獲得できれば、この先いろいろなことに応用できるようになります。
しかし、大人が極端にやり方を教えてしまうと、「こうしないとできない」というプロセスを獲得してしまうので、本来遊びの延長で緊張なく鉄棒や跳び箱をやれるはずが、変な緊張が出てしまい固まる子になってしまいます。
鉄棒であれば、でんぐり返しの姿勢で逆さまの世界をみるという遊びを取り入れてあげれば、逆さまの感覚を覚えます。
跳び箱はお父さんやお母さんの背中を乗り越えるところから始まり、次第に馬とびができるようになれば、跳び箱が特別な遊具ではなく、遊びの延長になるので、緊張がなくなります。
大事なのは、全ての運動は遊びの延長であること
これが全ての答えですねヽ(´ー`)ノ
保護者が「あれをやりなさい」「これをやりなさい」と急かしても、それが面白くなければ、好奇心をくすぐるようなものでなければ、まったくもって身に入ってこないのです。
こちらの記事「幼児の習い事、なぜ やめたいと言い出すのか。特に英会話」でも書きましたが、子どもの習い事は一歩間違えれば「習い事アレルギー」につながります。
大人が期待する結果を子どもに得てもらうためには、まずはどうやったら子どものやる気スイッチがonになるのかを考えることが大事だと思います☆
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うちの子の幼稚園、鉄棒は興味を示した子にはやったりしてますよ。だから、年々によって、やってない、やったの差が小学校の体育の時にでます。 跳び箱は、跳び越えるのではなくて、登って超えるとゆーのはやってます。