我が子は大丈夫なのか!?
ロコモという響きは、そもそも老人の運動不足というところから問題となった言葉なのに、現代の子どもたちにも広がっているというのです。
目次
ロコモティブシンドロームとは?その定義
「運動器症候群」のことで、その定義は「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になることです。ロコモ症候群とも言われています。
えっ!?介護!?と思われた方もいるかと思いますが、この状態が老人だけではなく、子どもたちの間で広がっています。
まずは我が子をロコモチェック!ロコモ度テストだ!
1.立位体前屈で床に指先がつきますか?
2.片足立ちが5秒以上できますか?
3.両手を上げたとき、ちゃんとまっすぐ上に伸ばせますか?
4.かかとをつけて座るポースがとれますか?
広がる子どものロコモ予備軍。その原因とは
大雑把にいうと、外遊びの時間が減ったからです。
ちょっと転んだだけで骨折するような場合は、もはや予備軍を通り越しています。
現在の子どもの遊び環境を多く占めるのが、ゲームですよね(;´・ω・)
ついこの間までは家庭用ゲーム機だけでしたが、そこにスマホも入ってきて、無料ゲームが増えたおかげで、子どものゲーム時間は明らかに増えているはずです。
それによって、いわゆる「運動不足」の状態が慢性化し、ロコモ予備軍から、ロコモ症候群にまで発展してしまいます。
ロコモ症候群の予防と対策。大人もロコモ体操!
先ほど述べたように、ロコモ症候群の原因が運動不足であることから、その予防と対策も運動でしかありえません。
外遊びは体力アップ、ロコモ予防だけでなく、小さな社会の形成という面でも大変重要なことですので、できれば、外遊びを取り入れるという方向で話を進めることをお勧めしますm(__)m
大人のように「○○に効くサプリメント!」とかに手を出さないように気を付けてください笑
通学先が近い、部活に入っていない、運動系の習い事を習っていないなど、日々運動するきっかけがない子どもの場合、意識的に運動を取り入れなければなりません。
ここにロコモ体操の動画をアップしましたので、お父さんお母さんも是非一緒にやることで、自身のロコモ予防にもなりますよ!
厚生労働省の身体活動指針とは
平成25年3月18日に『「健康づくりのための身体活動基準2013」及び「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」について』なるものが発表されています。
(参考:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002xple.html)
その中で18歳未満の身体活動は幼児期運動指針により、
「毎日60分以上、楽しく体を動かすことが望ましい」としています。
学校もこのような指針を意識し、毎日体育の授業があるようにすれば、ロコモ予防になるのではないかと思ってしまいます。(実際はそんな簡単な問題ではないですが(-_-;))
有名な著書を参考にするのも大事
プロゴルファーとして有名な宮里藍さんのアスレティック・トレーナー夫妻による理論と実践が網羅された著書であり、カスタマレビューも高く、子どもの運動の大切さについての全てがわかる一冊です。
伸びる子どもの、からだのつくり方: 「かけっこ一番」をめざす前に、知っておきたい60のこと 森本 貴義,山本 邦子 ポプラ社 売り上げランキング : 14533 Amazonで詳しく見る |
内容紹介:
背中ぐにゃ、しゃがむと転ぶ、運動不足ですぐにケガ。
……ウチの子、このままで大丈夫!?
アスリートも実践するプログラムで、
未来に強い、子どものからだと心を育てます!
姿勢が悪い、ケガをしやすい。集中力が続かない……。
日常動作が全体的に不足がちな子どもたちのからだ、なんだか不安ですね。本書は、プロアスリートのアスレティック・トレーナーをつとめる著者夫婦による理論と実践。
姿勢、呼吸、動作、感覚、能(脳)力の5つの観点からからだを見直し、
将来的に強いからだとメンタルをつくるための60のヒントを紹介します。足裏チェックや、触れて確かめる正しい呼吸の方法など、
遊び感覚、親子で楽しめるプログラムも紹介。
アスリートたちも実践する方法で、からだの基本を見直しましょう。
著書の中に「選択肢が広がればストレスが減ります」とあります。
子どもの可能性という選択肢を、大幅に広げてくれる一冊です(*´Д`*)
tasukuism
最新記事 by tasukuism (全て見る)
- 戦いごっこをやめさせたい?実は保育士でも悩むことですよ - 2017年5月17日
- イヤイヤ@なぜ言うことを聞かない子供になるのか?鬼アプリ注意↓↓ - 2017年2月14日
- 子供(乳歯)の虫歯~2歳の歯磨き大変ですよね! - 2017年1月26日
この記事へのコメントはありません。