イクメン保育士がメンタリスト気取りでこの問題を解決します笑
保育園でもこの悩みは必ず出ます。共働きで亭主関白はもう通用しない時代ですが、未だに存在するのも事実です。
父親がどうやったら育児や家事に興味を持つようになるのかを趣旨として書いていこうと思います。
目次
旦那にイライラ、ストレスMAXでむかつくのはどんな時?
・旦那が育児や家事を「手伝う」という認識を持っている(あくまでお母さんが主にやることだと思っている)
・テレビやスマホで一緒に映像を見ることを「子育てしている」と思っている
・子どもと遊ぶと、すぐに「疲れた」を言う
・子どもがいても週末にさっと出かけてしまう
・会社帰りの飲み会を仕事上仕方が無いと言い張る
・仕事が遅くなるときに連絡をしてこない
・「俺は遅くまで仕事しているんだ!」という観点から、育児は24時間の仕事だということをわかっていない
・子どもが思い通りに寝てくれるものだと思っている
これらがお母さんたちからよく出る意見です。
きっと 「その通り!!!」って思った人も多そうですね(´_ゝ`)
保育園側からみるお父さんの育児や家事について
・土曜保育でお父さんが休みでも、お母さんが仕事なら子どもを預けにくる
・お父さんが休みでも、兄弟の場合、一人で二人以上を見られないという理由で下の子だけを預けにくる
・0歳児の場合、お父さんが一人で見ることができないことが多い
・洗濯やゴミ出しは役割分担でお父さんがやることになるパターンが多い
これらは日々の保育の中で感じるお父さんの育児や家事について、ネガティブな意見です。
もちろんポジティブな意見もたくさんありますが、あくまで育児や家事をしない父親の方向性で書いていきます。
なぜ旦那は育児や家事をしなくなるのか
・そもそも旦那の親からそういうしつけで、「男は台所に立つな!」と言われ続けてきた
・洗濯を手伝ったら、「たたみ方が違う」と怒られ、やる気がなくなった
・子どもと遊んだら怪我をさせてしまい、自信がなくなった
・奥さんから、やることなすこと「もっとこうして欲しい。それは違う」など言われ、要求が高すぎてイライラする
・奥さんからちょこちょこ「気が利かない」と言われ、やる気がなくなった
・日曜日など、思い切って一人で子どもの面倒をみたら、育児疲れでノイローゼ気味になった
どうですか?自分の旦那に当てはまるようなことはあったでしょうか?
思うのですが、最初から何もやらなかったというより、何かがきっかけでやりたくなくなったという方が、自分の経験的には多い気がします。
では、どうしたらこじれないのかを書いてみます。
家事は母親と同等レベルで出来るようになるが、育児は違う
家事というのは言ってしまえば作業です。
しかし、育児というのは効率性を求める作業というわけにはいかず、毎日が違うものであり、母親と父親が同じことをしても、子どもに与える結果が同じものになるとは限りません。
そもそも、母親の育児と、父親の育児は別次元で考えるべきなのです。
例えば、父親に向く育児とはどんなものでしょうか?
自分の意見としては、「自分も楽しめること」「子どもと同じ気分になれること」ではないでしょうか?
大抵、父親が子どもと関わっているときって、妙に楽しそうじゃないですか?
そうです、大体は自分自身が楽しいことを子どもと一緒にやっているだけです。
これが父親の育児のスタイルであり、スマホやパソコンで動画を見せるというのも、父親なりの育児であることを認めて欲しいです。
父親がちょっと関わって、子どもがすごく楽しそうにしていると、ちょっとだけムッとしませんか?
大人が楽しいと思っていることは、子どもだって絶対に楽しいに決まっています。
そういう育児は、実は父親は得意だったりするわけです。
なので、多くを求めず、まるでいいとこ取りをしているかのような育児を認めてしまえば、全然楽になると思います。
一番大事なこと
は、何をやって欲しいのか、具体的に言い続けることです!
大体、何かを手伝って欲しいときに失敗する例が、先ほど上の方で書いた内容ですが、手伝ってもらったのにも関わらずケチをつける、またはありがとうの言葉が無い、など母親レベルのものさしで旦那を測るから、つい「何でもっとできないんだろう」という気持ちから、イラっとした発言をしてしまうことです。
また、プラスアルファでついでに何かも終わらせるというのも苦手なので、「気が利かない」と思わないことが大事です。
むしろ、ちゃんと伝え忘れた母親の方が気が利かないと言われかねません。
自分の得意分野(特に育児や家事)の土俵に父親を立たせて「気が利かない」は、父親が不利な状況です。
「気が利かない」と思っているのは、自分がその分野にある程度自信があるから出る言葉であって、第三者に自分のレベル同等を求めることは、意見がこじれる原因となります。
ちゃんと、「○○やってね」「○○やってくれてありがとう」を日々繰り返していけば、父親は育児や家事に自信が持てるようになります!
「やって当たり前」「手伝って当たり前」という気持ちを捨てて、少しでも前向きな父親の育児や家事を応援していけば、きっと家庭がもっと明るくなり、子どもももっと笑顔になると思います(*゜ー゜)
tasukuism
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具体的に言うことではなくて、そもそも本能。力がある男は狩に行く、食べなくては生きてけないから。男がいない間、守ってくれる強さ、力。それがない女は他人とまとまることで、数の力で子供の生存率を上げるのが本能。そうして生きてきた事実。つまり男に子守の本能はない。
>みやーさん
こんにちは、初めましてm(_ _)m
こちらの記事でも書きましたが、http://tasukuism.com/183.html
『本能』の部分、ほぼ自分も同じ考えを持っております(*゜ー゜)
昭和から引き継がれた「男は仕事。女は育児家事」という考えは、「もう古い」と言われながらも、まだまだ生きています。
男性の育休取得率5%もいきません。この社会がそういう風潮だからです。
男の本音からしてみれば、もし、みやーさんが言ってるような感じで「男に子守の本能がないから、育児に参加しなくていい」と言われれば、
大半の父親は「じゃあ育児は頼んだ。俺は仕事に専念する」となると思います。
それならそれで、みやーさんの言ってるような「数の力で子供の生存率を上げる」が成り立てばいいのですが、現実はどうでしょう。
子育てで疲れ、どこに相談していいかわからず、なんとなくネットで情報を集め、手探りで子育てをしている人がいっぱいいると思います。
子育てで孤立してしまうと、本当に苦しいです。保育園ではそういう父母をたくさん見てきました。
だからこそ、父親がもっと育児に興味をもち、少しでも母親のストレスを減らせればと思っております。そのための情報発信です。
一番大事なのは、「子どもの成長を一緒に共感できる人が必ず誰かいる」ということです。
両親しかいない環境ならば父親、核家族ならば祖父母など、ひとり親なら通っている施設の職員など、「共感」は子育てに欠かせないものだと考えています。
読んでいただき、コメントもいただき、ありがとうございました! とてもうれしいです☆
お母さんが専業主婦なら旦那が手伝いあまりできなくても文句言えないけど、兼業なら手伝いしてほしいですね。。
えだまめさん >
コメント、ありがとうございます♪ ほんと、その通りです。兼業で「何もしない」はちょっと。。。
本当は旦那さんが「手伝う」ではなく、当たり前にやってくれるようになれば、世の中変わる気がしますが(^_^;)
保育園は共働きの方が多いので、亭主関白は通用しないみたいです(゜▽゜;)
父母の話でよくあるのは、ゴミ出しや送迎、掃除などお父さんの役目をある程度決めると、うまくいくそうですよφ(..)
男性の場合、外で働いていれば他は何もしなくて良いなどという考えの人が多い気がします。
女性は(結婚して子供が居る場合)、家事と子育て、この2つをこなすだけでも結構な労力と精神力、忍耐力が要ります。
それに加えて今は、仕事。働かなければ、生活が成り立たない家庭が多い。
その仕事をするにあたって、保育園の送り迎えに園の行事、役員から何から、子供に関することは殆どといっていいくらい母親が担当に、、なぜかなっていますよね。
割合からいって、おかしいです。
子育てするより、外で働く方が気楽な部分は多い気がします。言葉も分からない赤ちゃんと朝から晩まで24時間ベッタリ。家から出るのも億劫になるくらい、子育て鬱になります。はっきり言って、かなり孤独です。
まず、男性はそれがわかってない!
手伝う、などという考え方、
私は大嫌いです。
手伝う、ではないはずです。あなたの子孫を、命を懸けて産んでいるのに、子育ても全て母親任せとは、種だけ植えつけて逃げていくようなものです。
手伝うではない!やって、当たり前でしょ!
ありがとう、なんて、奥さんに毎日一個一個伝えていますか?
ご飯を作ってくれてありがとう。お風呂掃除してくれてありがとう。買い物してくれてありがとう。家の中を綺麗にしてくれてありがとう。などと。
私は、見たことないです。
なのに、男性がちょっとした事をすると、
ありがとう、ですか。
いやいや、どれだけ母親のみんなが頑張っているか一ヶ月間やってみてほしい。
では、男性からすると、俺と同じだけ稼げるのか?と言うでしょうね。
はっきり言って、無理です。そもそも無理です。
だけど、低賃金の旦那様の奥様は、それでもその限られたお金の中でなんとかやりくりしてますよ。
男性も奥様が稼いだお金の中でやりくりしてみればよく分かります。
母親だから、とか父親だからとか、そんなのいらないです。同等でいいじゃないですか。
世の中の父親の方達がもっと母親の大変さを理解し、助けてもらいたいです。
>ぽっぽ さん
本当にその通りです。保育園でも時折、まったく同じ議論になります。「手伝う」という感覚をまずは捨てさせる、という方向で話を進めます。
たとえば、あるお父さんがちょっと家事をしたり、たとえば、お母さんが美容室に行っている間にお父さんが子どもを家でも見たとして、
そのお父さんは「僕はそこそこ家事を手伝います」という言い方をします。
ここで保育士の立場だと、そのお父さんにこう提案します。 「お母さんに一泊2日の旅行に行ってもらってはいかがですか(*’-‘)? その間は、お子さんとお父さんの1対1です。その経験をたった一度するだけで、家庭環境が劇的にかわりますので、是非、やってみてください」と伝えます。
その経験は大体母親であれば想像すればなにが起きるかわかると思いますが、平たく言えば母親の苦労が身に染みるわけですね。毎日どれだけ子どもと向き合い続けることが辛いのか、泣かれながらトイレに行くせつなさ、離乳食がついレトルトになりがちになってしまう精神的な疲労状態など、父親が知らなければいけないことが、子育てにはたくさんありますよね。
本当にぽっぽさんの言いたいことはわかります。
うちの保育園のお母さんたちは「父親を教育しなければいけない」とよく言っています。
では、誰が教育するのか、といったら、それをやっているのがうちの保育園です。父親懇談会をもうけ、さまざまな意見をぶつけ合います。また、地域の父親向けの子育て講座の紹介をしたりもします。もし、保育幼稚園でそういうのがない、地域でもそういうのがない、といったら、教育するのはお母さんしかいなくなり、ただでさえ子どものことで手一杯なのに、父親なんて教育する時間はない!っと思ってしまうかもしれません。しかし、誰かが教育しないと変わらないのも事実です。父親にはちゃんとした教育が必要です。
僕は数百人の父親を見てきて、うちの保育園は本当に父親を育てるのがうまいな、って思います。
たまにそういうのを特集している雑誌がありますので、さりげなくトイレにでも置いておいたら、読んでくれるかもしれないですね。
ぽっぽさん、父親教育、がんばってくださいm(__)m そして、ぽっぽさんが負けないように、つらいときには地域の子育て支援を利用し、ストレスの発散場所を確保し、子育てをうまくコントロールできるように、前向きにお願いしますm(__)m